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新本の新入荷。『タブッキをめぐる九つの断章 』和田忠彦 
『さまよえる影』 パスカル・キニャール 高橋啓訳 より引用

「はい、息を止めて!」
私は写真屋にいたわけではない。レイキャビクの放射線科にいた。これは社会が市民に向かって言う言葉だ。「はい、息を止めて。」

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明日は定休日の水曜日ですが営業します。今年の営業最終日は明後日の29日(木)です。ご来店お待ちしております。
今年、さいごの新本の入荷です。タブッキは大好きなので、楽しみに待っていた。

『タブッキをめぐる九つの断章 』 
和田忠彦 
共和国
2016年12月
2592円
 
旅でたどりつく土地はどこも、わたしたち自身のX線写真みたいなものだ。
(本書より引用)
 
『インド夜想曲』『レクイエム』などで現代イタリア文学に圧倒的な足跡を刻んだアントニオ・タブッキ。かれの最良の理解者のひとりにして友、そして翻訳者でもある著者が描き出す、タブッキに寄り添って歩んだ《旅》のメモランダム。夢や虚構と現実のあわいを生きたタブッキの風景と記憶が、かずかずの断片のなかに浮かびあがる。
タブッキの短篇「元気で」、そして1997年に収録されたふたりの対談を付す。
 オンラインショプでも買えます→http://karaimobooks.shop-pro.jp/?pid=111576543
 古本も12月なので、たくさんいろいろ入ってきています。


【目次】

出遭いと記憶から旅の書物へ

1、タブッキの風景を旅して
2、夢の痕跡、夢のほんとう──『夢のなかの夢』
3、ペソアからの航海
4、ピム港の女をめぐって

物語の水平線──インタビュー一九九七

5、時の認識と虚構をめぐって──『他人まかせの自伝』
6、時の感情を書くことをめぐって──『時は老いをいそぐ』

追憶の軌跡

7、 墓碑銘としての手紙──『いつも手遅れ』

元気で──『絵のある物語』より(アントニオ・タブッキ)

8、 夢うつつのはざまで──『レクイエム』から『イザベルに』へ
9、 眼のひと──タブッキ展によせて

旅のゆくえ──あとがき


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by KARAIMOBOOKS | 2016-12-27 22:20 | 新入荷
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