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石牟礼道子『あやとりの記』(新本)入荷
9月より定休日が「水・土」に変わりました
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わたしは 木ぃじゃなか
わたしは 木ぃじゃなか

 石牟礼道子『あやとりの記』より引用
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2014年9月。カライモブックス。
「みっちん、ってかいてあるううう、しょうげえきいい。」と、みっちんは言う。

本日より、石牟礼道子『あやとりの記』福音館文庫(750円+税)を新本にて販売いたします。
『あやとりの記』は石牟礼さんの自伝的小説。
裏表紙にはこうあります。

「すこし神さまになりかけて」いるひとたちと楽しみ、また悲しんで、宇宙のはからいを知る幼い「みっちん」の四季。

「みっちん」は石牟礼さんの幼いころの呼び名。みっちんが人びとと、風土に息づくものたちとまじわり過ごす日々が描かれています。
『苦海浄土』に描かれるまだずっと昔の水俣が舞台。水俣病も出てきません。
けれど、みっちんはもう悲しみを知っている。石牟礼さんはあとがきで、「前の世の闇から生まれ出たばかりの赤児の孤独」と言い表されています。
石牟礼さんの悲しみは、水俣病や近代にばかりよるものではなく、人が人として生きることそのもののもつ悲しみ。
そのことが明るく静かな言葉でつづられます。

福音館書店から発行されている本書の対象年齢は、「小学生上級以上」とあります。
小学生のときにこの作品に出会っていたら、どうだったろう。きっと今より、気負いなくこの世界に入り込んでゆく気がする。
わが娘が大きくなったら、こっそり本棚に忍び込ませてみよう。
名前をいただいたその「みっちん」の悲しみをその言葉から感じられるほどになったら。

オンライン・ショップでも売っています→http://karaimobooks.shop-pro.jp/?pid=80651330

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by KARAIMOBOOKS | 2014-09-18 12:08 | 新入荷
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