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「水俣がすき」のこと
27日は、京都自由学校のプログラム「水俣がすき」をカライモブックスにて行いました。
一回だけのショートプログラムです。

自由学校のプログラムで水俣について話してみない、と誘っていただいて、やってみようと決めたものの、何をどうお話すればいいのやら。それにみんなこんな私たちの話をききたいと思ってくれるのかなあー。
なにといって「支援」といわれるようなこともしていないし、京都の人たちに水俣について伝えよう、とはちょっとは思っているけれど、そのためにしばしば行くわけではないし、正直にいえば私たちは「水俣がすき」ということが結局のところなんだなあ、というわけで「水俣がすき」というタイトルになりました。
こんなに趣旨の分かりづらいだろうタイトルなのに、当日は8人の方にお集まりいただきました。

前半は私たちが普段水俣へ行ってしていること、自転車で散歩したり、町中を歩いたり、食堂でちゃんぽんを食べたり、スーパーで買い物をしたり、そういうことをここ4年ほどに撮りためた写真をお見せしながら紹介することにしました。
今回お話するにあたって、なんで私たちは水俣まで行ってこんなことをするんだろうなあとはじめて考えてみたのですが、人をひきつけるような強い言葉、力の入った悪くいえば大げさな言葉は記録に残りやすいし京都で読んだりすることができるけれど、そういうものからもれてしまうような、何気なく人が落としていく言葉とか、町の空気とかそいういうものに触れたくて行っているんだなあとあらためて分かったのが嬉しい。なんでそういうものに触れたいのか、というとやっぱりそれは「水俣がすき」となってしまうのですが。
人口3万人を切った小さな水俣に、昔から住み続けている人、戻ってきた人、新しく移ってきた人、いろいろな人がいて、それぞれいろんなことを日々感じておられる。そういう人びとの話される言葉は、京都に住む私たちの予想をしばしば裏切ったもので、そうなのか、と思うのです。

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すっかり写真を撮り忘れたので、今回お世話になった自由学校のスタッフの米田さんに送っていただいた写真。
後半の茶話会のときにお出ししたおやつとお茶。おやつは、カライモ餅(もち米とカライモを一緒についたおはぎ)とカンコロ餅、いもあめ。お茶は、水俣・天野製茶園のほうじ茶。

お教えする、なんてことは何もできませんでしたが、私たちの経験をすこしみなさんと共有できたかなと思います。
ご期待に添える内容になったかどうかは不安なのですが、お集まりいただいた方々ありがとうございました。
このような気軽な茶話会はこれからも続けていきたいなあと思っています。
このブログでもお知らせしますので、興味のあるテーマのときにどうぞのぞきに来てくださいね。
by karaimobooks | 2010-06-29 13:55 | イベント
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