人気ブログランキング |
曽木の滝
c0184882_22524398.jpg
c0184882_22525040.jpg

水俣市と北側を接している鹿児島県伊佐市に曽木の滝はある。
京都でもよく目にする焼酎の「伊佐錦」の伊佐だ。
「東洋のナイアガラ」と大きいゴシック体の看板がかかっている。
写真を見てもらう通りの瀑布だ。
この瀑布に曽木発電所が作られたのが1906年。
その余剰電力で翌年の1907年に隣町の水俣にカーバイドを作る会社ができ、その翌年の1908年に肥料を作る日本窒素肥料株式会社(現チッソ)が登場する。
2枚目の写真は曽木の滝の下流にあるダムに沈む曽木発電所跡。
この日は建物の先端部分のみ顔を出していた。
この滝がなければ水俣病は起きなかったのかもしれないという、あまりにもつまらない想像をしてしまう。
曽木の滝の入り口にはどこの町にでもありそうな趣のあるどうしようもないお土産屋とお食事処が並んでいた。
ちょうど桜の花が満開で笑うにはちょうどよかった。
ここはチッソや旭化成や積水ハウスなどの日本近代化を支えた企業の発祥の地ではなく、ただのきれいで素敵な日本だった。
by karaimobooks | 2010-04-20 23:48 | 水俣を考える
<< 金時鐘 「猪飼野詩集」「光州詩... 新入荷 4月20日 哲学・映画... >>