水俣にいくと、必ず太刀魚をたべる。太刀魚のことを、水俣や天草の人たちは「タチ」といいます。
今回たべたのは、塩焼きとムニエル。 こんなに太刀魚はおいしいのか、と初めて知った不知火海の太刀魚。まず何といってもねっとりしている。京都でたべる太刀魚は、たぶんもっとカサカサしていた。 塩焼きは、「曾木の瀧」でたべる。ここは水俣駅のすぐ近くにある料理屋さんで、以前水俣駅にすっごくかわいいチラシを置いていた。以降、期待しているけれど、新しいチラシは見かけない。水俣の名物の太刀魚、キビナゴ、ガラカブがたぶん名物で、そのうち今回は太刀魚の塩焼きとキビナゴの刺身を食べる。おいしい。水俣の太刀魚はおいしい、とあらかじめ思っているのに、おいしい。 息子と思しき人に代替わりしていたけれど、レジのお母さんは前といっしょで、いつもテレビを見ている。レジを打ちながらテレビに笑っていて私も笑ってしまった。 ムニエルを食べたのは、「ブラッスリーハル」という、これもいつも行くお店。徳富蘇峰・蘆花の生家の近くにある。魚と野菜がおいしくて、いつも若者で賑わっている。前日に「曾木の瀧」で太刀魚をたべていたけれど、やっぱり太刀魚のムニエルをたべて、心から満足する。ここは洋食のお店だけど、焼酎が飲める。私たちが飲むのはいつもワインかビールで、ムニエルをたべながら焼酎を飲みたいとはまだ思えていません。残念。 こんな太刀魚が京都でも安くで手に入ったらどんなによかろうと思うけれど、それは手に入らなくて当然だしそれでいいのだという気がします。 みなさん、水俣ではぜひ太刀魚を。 かわいい「曾木の瀧」のチラシ。手書きでメニューと値段と、「40周年まじか!」と書いてある。 実物はもっとかわいいのでよかったらカライモに見に来てください。
by karaimobooks
| 2009-08-02 00:33
| 水俣を考える
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