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草と木で包む
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フェアー中の「たくさんのふしぎ」の1冊、「草と木で包む」。960円。
ここで「包まれる」ものはいろいろな食べ物たち。
飴、餅、卵、納豆、寒ぶり、米、おにぎり、ようかん、鱧ずし、鱒ずし、干物、焼いた鯛、高野豆腐……。

これらが、どんなふうに包まれるのか。
1頁に大きな写真が1枚。
ゆっくり頁を繰っていく。
なんて洗練された、美しい包み方だろう。
間違いなく機能的なのだと思う。


毎年この時期に祖母が作ってくれたちまきは、笹で包まれていた。笹の匂いは、私にはちまきのそれだ。笹は祖父が山に取りに行っていました。あのちまきがもう食べられないことが寂しい。それは美味しかったのです。

KARAIMO BOOKSで販売している「ふくれ菓子」も、昔は、サネンの葉を敷いて蒸していたそう。そうするとサネンの香りが移るという。サネンというのは月桃(げっとう)ともいう、南の植物のようです。私にはこれがどんな香りなのか、分からない。


日常生活で、食べ物を草や木で包むことは今は少ない。
プラスチックのトレーも機能的ではあると思う。
でも、あのちまきの匂いと手触りを思い出すとき、プラスチックでは担えない何かを笹は確かにもっていたと思う。
by karaimobooks | 2009-05-22 18:45 | 日記
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