今年にでた本で読んでおもしろかった本、10冊。
今年は29日(木)までの営業です。
来年は5日(木)からの営業です。


『Clapping Music』 Steve Reich & David Cossin  2012


 今日、ひさしぶりにライヒのクラッピングミュージックをCDで聞いていた。みっちんがやりたいというので、ふたりで拍手をして、ボイスレコーダーで録音した。
 ああ、こんなことしたことある、と思い出した。そのときは19歳か20歳。みっちんはいなくて、ひとりで録音した。カモメがたくさん飛んでいた。昔はよく、なんかあったら録音していた。22歳か23歳のころは1年間、毎日、日記を書くかわりにマイクに向かってしゃべった。大量のカセットテープの山があった。録音がすきだった。ぜんぶ、ない。なくなった。なくなっていいんだけど、そのときのクラッピングミュージックを聞いてみたいと、いま、思っている。

 今年、読んだ本を手帳をみながら思い出している。来年は書かずに、録音するというのはいいかもしれない。
今年はほとんど、ブログを書いていなかった(書いたのは情報ばかり)ので、さいごに書こうと。よく、今年の10冊、というのをみかけるのでやってみる。だけど、というか、やっぱり、今年でた本より、去年までにでた本のほうが圧倒的に読んでいる。だって、しょうがない。だけど、今年の、ということだ。10冊書いてみると、今年でた本、あれもこれも読んでいない。去年までにでた本、あれもこれも読んでいない。生きていると、どんどん読めない本がふえてくる。
 
 書くことが、ない。もともと、ないんだけど。ない、ということが身近になってきた。自分のためだけに書くことはある。だけど、それはだれにも読まれたくはない。読んでほしい言葉は思い浮かばない。これは、やっぱり録音だ。うん、音だ。昔の自分にやっと、追いついたような気もする。音と昔、って漢字はよく似ている。いま、気付いた。
みなさま、今年もたいへんお世話になりました。来年もよろしくお願いいたします。


『ポーランドのボクサー』  エドゥアルド・ハルフォン、 松本健二訳 白水社(エクス・リブリス)
『セサル・バジェホ全詩集』 松本健二訳 現代企画室(ロス・クラシコス)
『第三帝国』 ロベルト・ボラーニョ、 柳原孝敦訳 白水社 (ボラーニョ・コレクション) 
『水はみどろの宮』 石牟礼道子、 山福朱実(絵) 福音館書店
『ラングザマー 世界文学でたどる旅』 イルマ・ラクーザ 山口裕之訳 共和国(境界の文学)
『村に火をつけ、白痴になれ 伊藤野枝伝』 栗原康 岩波書店
『ジャッカ・ドフニ 海の記憶の物語』 津島佑子 集英社
『「その日暮らし」の人類学 もう一つの資本主義経済』 小川さやか 光文社新書
『父母の記 私的昭和の面影』 渡辺京二 平凡社
『戦争は女の顔をしていない』スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ  三浦みどり訳 岩波現代文庫
 
 (順不同)


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by KARAIMOBOOKS | 2016-12-28 23:09 | 日記
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