第27回カライモ学校『アマゾン水俣病3部作ライブ上映会 岡村淳さんを囲んで』
「唐芋通信」第五号ができあがりました。

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第27回カライモ学校『アマゾン水俣病3部作ライブ上映会 岡村淳さんを囲んで』

・日時 5月16日〈土〉13時会場、13時30分開始
・場所 カライモブックス 京都市上京区社横町301 http://www.karaimobooks.com/
・定員 15人ほど
・参加費 ワンドリンクと岡村さんへのカンパお願いいたします
・ご予約ください karaimobooks@gmail.com / 075-203-1845 (カライモブックス)

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岡村さんの本『忘れられない日本人移民 ブラジルへ渡った記録映像作家の旅』 港の人 詳しくは→http://www.minatonohito.jp/products/137_01.html


「水銀による被害と、その克服を経た我々だからこそ、世界からの水銀の被害をなくすため、先頭に立って力を尽くす責任が、日本にはある」と、安部晋三首相は2013年の水俣条約会議のビデオメッセージで言った。
水俣病・水銀中毒・水銀汚染が起きた土地は熊本と新潟だけではない。世界のたくさんの土地で起きている。そして、たくさんの人がくるしんでいる。くるしいのは身体だけではなく心もだ。日本のむっちゃむちゃ厳しすぎる認定基準やむっちゃむちゃ横柄な対応が、水俣病を克服した日本から輸出されてしまっているからだ。

今回、ブラジルのサンパウロに暮らす記録映像作家・岡村淳さんをお招きして、岡村さんがアマゾン川流域の水銀汚染問題を記録した3本を世界初の3本連続上映します。3本の詳しくと岡村さんのプロフィールは下記に。岡村さんのホームページより引用。上映時間は3本合わせて90分ほどです。岡村さんのお話と質疑応答を含めて、16時ごろには終わるかなあと考えています。その後、自由参加で交流会もします。みなさま、お待ちしております。

岡村淳ホームページ→http://100nen.com.br/ja/okajun/

岡村 淳(おかむら じゅん)プロフィール(西暦2014年7月版)西暦1958年11月7日生まれ。東京都目黒区出身。1982年、早稲田大学第一文学部日本史学専攻卒業。考古学・民俗学・人類学などから、現代日本文化に潜む縄文文化の痕跡を研究。同年、日本映像記録センター(映像記録)入社。牛山純一代表プロデュ―サーにテレビ・ドキュメンタリーの作法を叩き込まれる。処女作はシンガポールにロケした「すばらしい世界旅行」『ナメクジの空中サーカス 廃屋に潜む大群』(1983年)。以後、「すばらしい世界旅行」「知られざる世界」(いずれも日本テレビで放送)の番組ディレクターを担当し、ブラジルを始めとする中南米を主に取材。特にアマゾン川流域の取材が多く、「すばらしい世界旅行」『大アマゾンの浮気女 最後の裸族地帯』(1984年)などインディオの生活や大逆流ポロロッカ、吸血コウモリの生態などをお茶の間に紹介する。1987年、フリーランスとなり、ブラジルに移住。その後「すばらしい世界旅行」の他に「新世界紀行」(TBS)、「スーパーテレビ情報最前線」(日本テレビ)などのディレクターを担当。1991年、「フリーゾーン2000」(衛星チャンネル)の取材を契機に、小型ビデオカメラを用いた単独取材によるドキュメンタリー制作に開眼。以降、記録映像作家としてNHK、朝日ニュースター、東京MXテレビなどで20本以上の作品を放送。1997年より自主制作によるドキュメンタリーづくりを始める。ブラジルの日本人移民、そして社会・環境問題をテーマとした作品の制作を継続中。自主制作の代表作に『郷愁は夢のなかで』(1998年)、『ブラジルの土に生きて』(2000年)、『赤い大地の仲間たち フマニタス25年の歩み』(2002年)、5時間16分の長編『アマゾンの読経』(2006年改訂)、『あもーる あもれいら』三部作(2007-2012年)、『橋本梧郎と水底の滝』シリーズ(2011年~)など。最新作は『山川建夫 房総の追憶』(2014年)。作品のDVD化やレンタルをせずに、上映には制作責任者である岡村の立会いを原則する「ライブ上映会」を行なっている。「ひとりでもご覧になりたい方がいればおうかがいする」という方針で、日本とブラジルをはじめ、台湾、アメリカ、チリ、アルゼンチン、オランダなどでライブ上映会を実施している。2013年にはじめての著書『忘れられない日本人移民 ブラジルへ渡った記録映像作家の旅』(発行:港の人)を刊行、好評発売中。
 
 『アマゾン新水俣病 水銀汚染と闘う医師』1992年製作
1980年代半ば頃から、アマゾン各地でゴールドラッシュが発生した。かつての河床に埋もれる砂金を目当てに、一攫千金を狙う人たちがアマゾン奥地に群がった。いっぽう砂金の採取に際して、大量の水銀が環境中にばら撒かれ続けた。アマゾン河の大支流でゴールドラッシュのメッカとなったタパジョス川のほとりにあるサンタレンの町の開業医・ブランシェスさんは、金仲買商の乱立する町に水銀ガスによる中毒患者が生じていることを発見した。さらに深刻な有機水銀中毒の発生を心配したブランシェスさんは、タパジョス川をさかのぼり、魚を多食する奥地の川岸の集落の巡回診療を開始したが…80年代終わりから独自に調査を行ない、それまで活字メデイアに発表していたアマゾンの水銀汚染問題について、岡村はついに映像でまとめることになった。この作品以来、記録映像作家の肩書きを名乗ることを決意する。
 
 『アマゾン新水俣病その後 しのびよる水銀汚染』1993年製作
前年製作の作品に引き続き、在アマゾンのブランシェス医師と共にタパジョス川をさかのぼる。昨年、住民から採集した毛髪を日本の研究機関に分析してもらった結果をもとに、特に有機水銀の値の高い人々の健康診断をするのが目的だ。現地で気がかりだった脳性マヒの少年は、すでに死亡していた。ブランシェス医師は住民を一軒ずつ訪ねて、水銀中毒を避けるための生活指導を行なっていく。アマゾンで水俣病が発生するのを防ごうする、孤独な闘いは続く。
 
『アマゾン水俣病は今 水銀汚染に挑む医師』1994年製作
アマゾン水俣病シリーズの第3弾。新潟水俣病の救済に取組む市民グループから、アマゾンでひとり水銀汚染の被害を防ごうと奔走するブランシェス医師への高額のカンパが岡村に託された。ブランシェス医師は再び岡村を伴ってアマゾンの大支流・タパジョス川をさかのぼった。アマゾン縦貫道路沿いに築かれ、現在は陸の孤島となってしまった町の住民の健康調査が狙いだ。町の近くには多量の水銀を用いる金鉱が点在している。住民はすでに慢性微量水銀汚染の危険にさらされていた・・・。
構成・撮影・編集・報告:岡村淳(全3作品)

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by KARAIMOBOOKS | 2015-04-13 13:43 | イベント
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