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ぐり茶のすすり茶
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12日から、喫茶営業をはじめます。
KARAIMO BOOKSおすすめは、特上ぐり茶。水俣の、天の製茶園の無農薬栽培のお茶です。
ぐり茶は、茶葉がまるく曲がっています。煎茶と最終工程がちがうので、まるく曲がるそう。
今は、九州と静岡で作られているらしいです。

このぐり茶は、写真のような「すすり茶」という飲み方でお出しいたします。
ふたのついた湯のみ茶碗には、茶葉が入っています。ここにぬるめにさましたお湯を入れて、2分ほど待ちます。そして、ふたを少しずらして茶葉が口に入らないようにお茶をすする、という飲み方です。
茶葉をふんだんに使うので、3~4煎まで深い甘さが楽しめます。

お茶うけとしてお出しするのは、水俣産の黒砂糖。むかし水俣で盛んに作られていた黒砂糖を、いま、水俣の袋という場所で再び作っているということです。
この黒砂糖は、甘さの中に果物のようなすっぱさがあり、チョコレートの味にも似ていてとてもおいしい。おすすめです。小売もしています(お茶も小売しています)。

そして、飲み終わった茶葉は、しょうゆやお酢で食べるとおいしい。
甘く、少し苦味の残る茶葉は青菜のおひたしのようです。
ご希望の方には、お箸、しょうゆやお酢などお出ししますので、どうぞ声をおかけください。

すすり茶の湯のみ茶碗、湯ざまし、小皿は陶芸家・高野基夫さんに作っていただきました。
上品な質感で使いやすいものたちです。ぜひ手にとってお楽しみください。
KARAIMO BOOKSの陶器は多くが高野さんの陶器です。


すすり茶は、ゆっくりお茶と時間を楽しめるところが、なんともぜいたく、と思っています。
ひとりでも誰かとでも。
どうぞごゆっくりお過ごしください。


それから、明日はコーヒーをお出しできません。順平君の腰がコーヒーを淹れるのに耐えるまで回復していないからです。
申し訳ありません。もう少しお待ちください。
by karaimobooks | 2009-03-12 00:33
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